ドットパパの家づくりダイアリー

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クラピアK7を1年育てて感じたメリットとデメリット

クラピアK7を1年育てて感じたメリットとデメリット

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スーパーイワダレソウ”クラピアK7"を植えたのは、昨年の6月です(2020年6月)

ちょうど1年が経過しました

日本は、春夏秋冬と四季がはっきりしている気候です

そのため、夏の顔、冬の顔と四季折々の姿を見せてくれます

 

そして四季ごとにメンテナンスも変わってきます

 

そんなクラピアK7を、1年育てて感じたメリットデメリットをご紹介します

 

※私個人の意見ですので、参考程度にお読みいただければと思います

 

 

 

-はじめに-

このブログはDIY初心者のドットパパによるDIY記録です。ブログで説明する工程や道具の使い方などは全て独学によるものです。
参考にする際は、全て自己責任でお願い致します。

 

 

 

我が家のクラピア情報

簡単にですが、我が家のクラピア情報です

 

品種:クラピアK7
広さ:10㎡
庭土:既存の土4:川砂1

 

↓詳細はコチラ↓

dotpapa.hatenablog.com


 

クラピアK7のメリット

1.広がるのが早い(成長が早い)

クラピアは成長期にはいると、ぐんぐん成長するので、少量植えるだけで地面を覆ってくれます

※少なすぎると完全に覆うまで1~2年かかってしまうかも?

 

定植時

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↓2ヶ月半後↓

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ポット苗だったものが、グラウンドカバーになるまで育てると、とても愛着が湧きます

毎週の成長観察が楽しみでした

 

2.簡単に増やせる

クラピアはすごい生命力をもっている植物で、ランナーを切って植えるだけで簡単に増やせます

 

私はポット苗で増殖させてから、庭へ定植しました

dotpapa.hatenablog.com

10平米の広さなのに、購入したのはたったの2苗です

それでも、植えた年には完全に地面を覆ってくれたので、工夫次第ではお金の節約にもなります

 

3.花が咲く

クラピアは春になると小さなお花を咲かせます

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丸いフォルムをしているので、とても可愛らしく、芝生にはないメリットです

開花期は5~9月までと、長いです

 

4.雑草対策になる

クラピアはかなり密に生い茂るので、雑草対策として機能してくれます

 

でも、雑草ゼロではありません

隙間からヒョコっと強い雑草は顔を出してきます

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それでも、春先の芽吹きは芝より早いので、雑草対策としては、芝より効果が高いかもしれません

 

5.種ができない

クラピアは、もともとイワダレソウを品種改良したものです

イワダレソウにはグラウンドカバーに向かない重大なデメリットがあります

  1. 種ができる
  2. 種が飛んで、植えていないところでも繁殖する
  3. 他の草花を駆逐してしまう
  4. 近所迷惑に発展することも!?

 

しかし、クラピアは花は咲いても種ができません

つまり、発芽による繁殖はおきないのです

 

ランナーだけで広がっていくので、繁殖してほしくないところは、ランナーを切ってしまえば繁殖を防ぐことができます

 

このように生育範囲をコントロールできるのは、長年育てていく植物にとっては大事なポイントになります

 

6.病害虫に強い

クラピアは虫の食害がほとんどありません

というか、まだ虫に食われてる葉っぱを見たことがありません!

 

それだけ美味しくないのでしょうか?

 

食害がないということは、寄ってくる虫も少ないということで、虫嫌いの方には大きなメリットかと思います

 

 

さらに、病気にも強いです

昨シーズンは、とくに予防をしたわけでもないのに病気にかかっていません

 

これも、私含め園芸初心者には嬉しいことです

病気の対策法なんか知りませんし、そもそも何の病気かも判断できません

 

 

クラピアK7のデメリット

1.踏まないと上に伸びる

クラピアは横に広がっていくので、基本的に刈り込みは必要ないと言われていますが、よく踏まないと上へ伸びます

また、日光不足でも上へ伸びます徒長する)

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画像上と下で見た目が全然違いますが、同じクラピアです

徒長したクラピアは、1枚1枚の葉っぱも大きくなり、節間も長いです

 

これらは、よく踏むことで解消されるので、よく踏む場所であれば問題ありません

 

しかし、あまり踏まない、立ち入らない場所へ植えてしまうと、思っていたのと違う姿のクラピアになってしまうかも?

 

また、芝バリカンなどで刈り込みをすることでも解消されます

 

2.ランナーの成長が早すぎる

私の中で一番大きいデメリットです

完全被覆するまではメリットですが、被覆後はデメリットでしかありません

クラピアの成長期である6月~9月は、ものすごい勢いでランナーが伸びます

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とくに、私のように枕木の目地に使っている場合、3週間も放っておけば枕木が見えなくなるくらいに成長してしまいます

f:id:DotPAPA:20210523213244j:plainこのような使い方をする場合は、芝よりも手がかかります

真夏の暑い時期に1~2週間に1回剪定をしなくてはなりません

 

ランナーの剪定がしやすいように区切ってあげることをおすすめします

 

3.ハチがくる

クラピアは花を咲かせるので、ミツバチがきます

 

といっても、他に草花を植栽していれば、ミツバチはくるので私は気になりませんが、子供が遊んだりする庭部分なので、デメリットといえるでしょう

 

私が育てているクラピアK7は、他のクラピア品種に比べて花芽が少ないので、気になる方はコチラを選ぶといいでしょう

 

4.値段が高い

クラピアは1苗=550円くらいします

1㎡に4苗植栽が適正とされていますので、1㎡で2200円かかってしまう計算です

 

芝の場合は…

高麗芝→1㎡ 600円

TM9→1㎡ 1200円

 

値段が高いTM9の約2倍の金額です

広いお庭への植栽だと5万~10万円くらいかかってしまうでしょう

 

しかし、メリットでもあるように、クラピアの成長はとても早いです

 

すぐに被覆しなくてもイイヨ!って方は、1㎡に2苗にしたり、

dotpapa.hatenablog.com

私のように、挿し芽で2苗から42苗まで増やすことで節約できます

興味のある方は覗いてみてくださいっ

 

5.冬は汚い

クラピアは、冬は刈れます

葉っぱを全て落として、茎だけの状態になります

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これが、あまりキレイじゃありません

というか、気持ち悪いです

 

縦横無尽に張り巡っているランナーがむき出しです

 

春になればまた元気に葉が出るのですが、冬の間は我慢するしかありません

 

 

まとめ

いろいろとメリット、デメリットをご紹介させていただきましたが、結果的に購入して満足しているかというと…

 

大満足です!

 

でも、80点かな~

 

やっぱり、剪定が苦です

植え方というか、仕立て方によって剪定の頻度は変わると思うので、剪定がしやすいレイアウトにするのが良いです

 

それでも、紹介したようにグラウンドカバーとしてのメリットがたくさんあります!

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少しずつ改善していきながら、クラピアの特徴にあった植栽に変えていこうと思います

そういった試行錯誤も、園芸の楽しみのひとつではないでしょうか

 

 

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